日帰り登山でも、雨具・防寒着・ヘッドライト・地図とコンパス・行動食と水・通信機器と予備バッテリー・救急用品は必ず持ちます。警察庁は、登山に必要な装備品として、山の気候に合った服装や登山靴、ヘルメット、雨具(レインウェア)、ツェルト(簡易テント)、地図(登山地図アプリを含む)、コンパス、行動食、そして遭難した時に助けを呼ぶための通信機器(携帯電話、無線機、予備バッテリーなど)を挙げています。
この記事では、警察庁の資料を土台に、日帰り登山の持ち物を「必ず持つ物」「あると安心な物」に分けてまとめます。
(確認元:警察庁「令和6年における山岳遭難の概況等」(令和7年6月公表)の山岳遭難防止対策。確認日:2026年10月6日。持ち物の細かな選び方は一般的な内容で、季節・山域によって必要な物は変わります)
必ず持つ物
| 持ち物 | 理由・ポイント |
|---|---|
| 雨具(上下が分かれたレインウェア) | 雨だけでなく、風よけ・防寒にも使う。晴れの予報でも持つ |
| 防寒着 | 山の上は麓より気温が低い。休憩時や天候の変化に備える |
| ヘッドライト(予備電池) | 下山が遅れて暗くなった時に必要 |
| 地図・コンパス・登山地図アプリ | 警察庁は、地図アプリと紙の地図の併用を勧めている |
| 水・行動食 | 歩きながら少しずつとれる食料。予定より長くかかった時の予備も |
| 携帯電話・予備バッテリー | 救助要請の手段。山では通話エリアが限られ、電池の残量にも注意(警察庁) |
| 救急用品 | ばんそうこう、テーピング、常備薬など |
| 登山計画書の控え | 家族と共有し、当日も携行する |
あると安心な物
- ツェルト(簡易テント):警察庁も挙げている装備。動けなくなった時に、風雨を避けられる
- ヘルメット:岩場や落石のおそれがある所では、警察庁は必ず着用するよう呼びかけている
- トレッキングポール:下りで膝の負担を減らす
- 手袋・帽子:日差し・寒さ・岩場で手を守る
- クマ鈴・クマ撃退スプレー:クマの出没がある地域で。対策は、登山のクマ対策を参照
持ち物の準備の手順
- 行くルートの距離・標高差・コースタイムを調べる
- 季節と天気予報から、服装と防寒具の量を決める
- 上の表をチェックリストにして、前日にザックに詰める
- 水と行動食は、予定の時間より多めにする
- 出発前に、携帯電話と予備バッテリーを満充電にする
服装の組み合わせ方は、登山の服装の基本、地図と位置の確認は、登山の道迷いを防ぐ方法にまとめています。
日帰りか前泊か
登山口までの移動に時間がかかる場合は、前泊すると、朝早くから余裕を持って歩き始められます。前泊が必要かの判断と、宿の確認項目は、登山の前泊は必要?日帰りか前泊かの決め方と宿の確認項目にまとめています。初めての山で不安がある場合は、装備の案内があるツアーを使う方法もあります。登山ツアーと個人登山の違いも参考にしてください。
まとめ
- 日帰りでも、雨具・防寒着・ヘッドライト・地図とコンパス・水と行動食・通信機器と予備バッテリー・救急用品は必ず持つ
- 警察庁は、ツェルトやヘルメットも登山に必要な装備として挙げている
- 水と行動食は多めに。携帯電話とバッテリーは満充電で出発する
- 登山口が遠い場合は、前泊も検討する
