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登山のクマ対策|出会わないための準備、出会った時・襲われた時の行動(環境省の案内)

山でクマの被害を防ぐ基本は、「出会わない」ことです。環境省は、国立公園を訪れる人に向けて、単独行動を避ける、鈴・ラジオ・手を叩く・声を出すなどで人の存在をクマに知らせる、見通しの悪い場所・沢沿い・強風や雨の時は特に注意する、といった対策を案内しています。出会ってしまった時は、落ち着いて、クマを見ながらゆっくり後ずさりし、背を向けて走らないことが推奨されています。

この記事では、環境省の「国立公園に出かける前に知っておきたいクマのこと」にもとづいて、出かける前の準備、山での対策、出会った時・襲われた時の行動をまとめます。

(確認元:環境省「国立公園に出かける前に知っておきたいクマのこと」。確認日:2026年10月6日。出没の状況は地域・時期で変わるため、訪問先の自治体やビジターセンターの最新情報を確認してください)

出かける前の準備

  • 出没情報を確認する:都道府県のホームページなどで、訪問先のクマの出没の有無を確認する
  • ビジターセンターに立ち寄る:地域のルールやマナー、最新の出没情報を確かめる
  • クマ撃退スプレーの入手先を確認する:購入やレンタルなどで入手できる場所を事前に確かめる。クマスプレーは航空機への持ち込みや預け入れができないため、飛行機で行く場合は、到着後に入手する

遠方の山へ行く時の交通の手配は、遠征登山の交通と宿にまとめています。

山で「出会わない」ための対策

対策(環境省) ポイント
単独行動は避ける 複数人で行動する
人の存在をクマに知らせる 鈴、ラジオ、手を叩く、声を出すなどして音を出す
特に注意する場面 見通しの悪い場所、沢沿い、強風・雨天の時
下山まで油断しない 下山まで「出会わない対策」を続ける
キャンプ場では 食料・荷物・ゴミを放置しない(テントの前にも置かない)。できるだけ密閉し、フードコンテナなどがあれば使う

クマに出会ったとき(環境省が推奨する行動)

  • 絶対に近づかない。近づいて写真を撮らない
  • 落ち着いて、クマを見ながらゆっくり後ずさりする
  • 無理に通行せず、クマが去るまで待つ
  • クマを刺激しない:大声を出さない、背を向けて走らない(本能的に追いかけられるため)、荷物や石などを投げない

クマに襲われたとき(環境省が推奨する行動)

  • うつ伏せになり、首・顔・腹部を守る
  • クマ撃退スプレーを持っている場合は使う(事前に使用方法をよく確認しておく)

クマ撃退スプレーは、いざという時に使えるよう、取り出しやすい場所に携行し、使い方を事前に確認しておきます。

ツアーや複数人での登山

環境省は単独行動を避けるよう案内しています。経験のある仲間と登る、ガイドが同行するツアーを使う、といった方法も、ひとりで歩くリスクを減らします。ツアーを選ぶ時の確認項目は、登山ツアーと個人登山の違い|初めてがツアーを選ぶ時の確認項目にまとめています。日帰り登山の持ち物は、日帰り登山の持ち物リストで確認できます。

まとめ

  • 基本は「出会わない」こと。単独行動を避け、鈴・ラジオ・声などで人の存在を知らせる
  • 出かける前に、自治体の出没情報とビジターセンターの情報を確認する。クマスプレーは航空機に持ち込めない
  • 出会ったら、近づかず、クマを見ながらゆっくり後ずさり。背を向けて走らない
  • 襲われたら、うつ伏せになって首・顔・腹部を守る。スプレーを持っていれば使う