山で食べるお肉の味を知ってしまうと、カップラーメンだけでは物足りなくなってきます。しかし、「大きな包丁」や「長いお玉」をそのまま持っていくと、ザックの生地を突き破ったり、かさばってパッキングの邪魔になります。
アウトドア用のクッキングツール(調理器具)は、ただ小さいだけではありません。「折りたためる」「ナイフとまな板が一体化している」など、過酷な環境で料理を快適にするための数々のアイディアが詰まっています。このページでは、軽量化と料理のしやすさのバランスをとるための、スマートなツールの選び方を紹介します。
🔪 Step1. 「切る・掴む・すくう」をどれだけ軽くするか
山料理のレパートリーに合わせて、必要なツールを厳選しましょう。すべて持っていくと重くなるため、兼用できる機能性の高いアイテムを選ぶのがコツです。
| ツールの種類 | 選び方の重要ポイントと「山での工夫」 |
|---|---|
| アウトドアナイフ(包丁) | 二つ折りになるタイプや、刃をカバーできるもの。家で切ってジップロックで持っていけば、そもそもナイフが不要になることも。 |
| お玉・フライ返し | 持ち手が折りたためるタイプが必須。アルミの鍋を傷つけない「シリコン製」や「ナイロン製」を推奨。 |
| トング・菜箸 | 焼肉をするなら必須。短すぎると火傷するため、ある程度長さがありつつ、ストッパーで閉じておけるコンパクトなものを。 |
🥘 Step2. ツールは「鍋の中に」収納しましょう
💬 クッキングツールに関するQ&A
Q: まな板はどうやって持っていけばいいですか?
A: 100円ショップの「薄いプラスチックシート型」のまな板を、A4サイズなどに切って持っていくのが最軽量です。少し重くなりますが、木製のまな板であれば、切った後にお肉の「お皿」として兼用することもできます。
Q: 使い終わった油まみれのお玉は、洗えない山でどうするの?
A: 絶対に川の水で洗ってはいけません。アルコール除菌のウェットティッシュを持ち歩き、使い終わった瞬間に「拭き取る」のが正解です。綺麗に拭き取れば、そのままクッカーに収納しても他が汚れません。