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火山に登る前に確認する噴火警戒レベル|5段階のキーワードと気象庁の登山者向け情報

火山に登る前には、気象庁の「噴火警戒レベル」と火山の情報を確認します。噴火警戒レベルは、噴火時などに危険な範囲や必要な防災対応を、レベル1から5の5段階に分けたもので、気象庁は各レベルに、登山者などがとるべき行動が分かるキーワードを付けています。レベル1(活火山であることに留意)でも、火口の近くは立入禁止になっている火山があります。

この記事では、気象庁の資料にもとづいて、噴火警戒レベルの意味と、登山の前と当日に確認することをまとめます。

(確認元:気象庁「火山登山者向けの情報提供ページ(全国)」、気象庁「浅間山の噴火警戒レベル」(リーフレット)。確認日:2026年10月6日。火山の状況は日々変わるため、登山の直前に気象庁の最新の情報を確認してください)

噴火警戒レベルとキーワード

レベル キーワード(気象庁)
レベル5 避難
レベル4 高齢者等避難
レベル3 入山規制
レベル2 火口周辺規制
レベル1 活火山であることに留意

レベルごとの具体的な規制の範囲は、火山ごとに違います。例えば、気象庁の浅間山のリーフレットでは、レベル1でも火口から500m以内は立入禁止で、登山して良い登山道が決められていると説明されています。

気象庁の「火山登山者向けの情報提供ページ」

気象庁は、火山ごとに発表している情報を、「火山登山者向けの情報提供ページ(全国)」にまとめています。このページでは、噴火警報の発表状況、各火山の活動の状況、定期的に発表する火山活動解説資料などを確認できます。

2026年10月6日の確認時点では、例えば次の火山に噴火警報が出ていました(状況は変わります)。

  • 噴火警戒レベル3(入山規制):桜島 など
  • 噴火警戒レベル2(火口周辺規制):雌阿寒岳、北海道駒ヶ岳、阿蘇山、霧島山(新燃岳)など

登山の前に確認すること

  1. 登る山が活火山か。活火山なら、気象庁のページで噴火警戒レベルと火山の状況を確認する
  2. レベルに応じた立入規制の範囲(自治体や火山の協議会が出す情報)を確認する
  3. 規制の範囲に入るルートは使わない。通れる登山道を、地図と現地の案内で確認する
  4. 登山計画書に、ルートとエスケープルートを書いて提出する

登山計画書の書き方は、登山計画書(登山届)の書き方と出し方にまとめています。

当日に気をつけること

  • 出発の直前にも、噴火警報や火山の状況に関する解説情報が出ていないかを確認する
  • 現地の看板や、立入禁止の表示に従う
  • 異常(噴気、においの変化、地鳴りなど)に気づいたら、無理をせず下山する

火山の山は、ガイドや添乗員が同行するツアーで登る方法もあります。ツアーを選ぶ時は、規制の情報をどう確認しているか、中止の条件も確かめてください。詳しくは、登山ツアーと個人登山の違い|初めてがツアーを選ぶ時の確認項目で説明しています。遠方の火山へ行く場合の交通と宿は、遠征登山の交通と宿を参考にしてください。

まとめ

  • 噴火警戒レベルは1〜5の5段階。キーワードは、レベル1「活火山であることに留意」からレベル5「避難」まで
  • 規制の範囲は火山ごとに違う。浅間山のように、レベル1でも火口近くが立入禁止の火山がある
  • 登山の前と当日に、気象庁の「火山登山者向けの情報提供ページ」で最新の情報を確認する
  • 現地の表示に従い、異常に気づいたら無理をせず下山する