ザックカバー(パックカバー・レインカバー)は、雨のときにザックの外側を覆う道具です。ザックが水を吸って重くなるのを防ぎ、中の荷物を濡れにくくします。ただし、ザックカバーだけで中身を完全に守れるわけではありません。このページでは、サイズの合わせ方と、雨の日の荷物の守り方を説明します。
まず押さえたい3つのポイント
- サイズは、ザックの容量に合わせる。大きすぎても、小さすぎても使いにくくなります。
- ザックカバーは完全防水ではない。寝袋や着替えなど濡らしたくない物は、ザックの中でも防水の袋に入れます。
- しっかり固定できるものを選ぶ。風であおられたり、外れたりしないようにします。
サイズの合わせ方
- ザックカバーには「30〜40L用」のように、対応するザックの容量が書かれています。自分のザックの容量に合うものを選びます。
- 大きすぎるカバーは、風にあおられたり、周りの枝や岩に引っかかったりしやすくなります。小さすぎると、ザックを覆いきれません。
- ザックの外にマットなどを付けているときは、それも含めて覆えるかを確かめます。
- 同じ容量でも、ザックの形によって合い方が変わります。買ったら、晴れている日に一度付けてみると安心です。
ザックカバーの限界と、中身の守り方
ザックカバーは、ほとんどのものが背中側(背面)までは覆えません。そのため、背中側から雨が染み込むことがあります。また、長い時間強い雨に当たると、防水の加工がされていても中まで染みてくることがあります。
- 寝袋・着替え・電子機器など、濡らしたくない物は、防水のスタッフバッグや袋に入れてからザックにしまいます。
- ザックの中全体を大きな防水の袋で包む方法もあります。ザックカバーと組み合わせると、より濡れにくくなります。
- 雨が降り出してからでは、荷物が濡れやすくなります。雲行きがあやしくなったら、早めにカバーを付けます。
付け方と固定のしかた
ザックカバーの固定のしかたには、縁に入ったゴムで包むもの、フックやドローコード(引きひも)で締めるもの、面ファスナーやベルトでザックに留めるものなどがあります。風の強い稜線や、雨の中で何度も付け外しする場面を考えて、自分のザックにしっかり留められるものを選びます。
買う前に確かめる5つの点
- 対応容量:自分のザックの容量に合っているか。
- 固定のしかた:ゴム・フック・ベルトなどで、ずれたり外れたりしにくいか。
- しまい方:収納袋が付いているか。ザックの雨ぶたや外ポケットに入る大きさか。
- 色:周りから見つけてもらいやすい色か。
- 中身の防水:防水のスタッフバッグや袋を、別に用意するか。
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