鳥海山に登ってみたい。東北第2の高さを誇る、出羽富士とも呼ばれる山ですが、どの登山口から登るのか、何時間かかるのか、山小屋は営業しているのか、トイレはあるのか――。季節で、施設の営業が大きく変わる山です。
鳥海山は、秋田県と山形県にまたがる、標高2,236m(新山)の山です。このページでは、遊佐町・鳥海観光協会の「鳥海山登山情報(2026年9月29日更新)」と、登山ガイドの情報をもとに、いちばん一般的な「鉾立(ほこだて)コース(象潟口)」を中心に整理します。
鳥海観光協会の案内(2026年9月29日更新)では、7合目の御浜小屋と山頂の御室小屋は、9月2日に営業を終了しました。山頂のトイレは9月11日、7合目御浜のトイレは9月29日に、閉鎖されています。滝ノ小屋(湯ノ台コース)は、10月12日までの予定です。携帯トイレを携行し、日没の時間を確認して、ヘッドライトを持ちます。
この記事の要点
いちばん一般的なのは、鉾立(象潟口)コース。登山口までは、鳥海ブルーラインで行ける(遊佐町観光協会)。
往復は、約8時間45分〜9時間30分(登山ガイドで差あり)。山頂まで約4時間40分(登山ガイド)。
約14〜15km・累積標高差は約1,080〜1,182m(登山ガイド)。
御浜小屋・山頂御室小屋は、2026年は9月2日で営業終了。予約は電話のみ(遊佐町観光協会)。
鉾立・大平コース、七五三掛の旧道は、落石の危険があり、通行しない(遊佐町観光協会)。
9月29日時点で、終日通行可能。悪天候時は、最新の情報を確認(遊佐町観光協会)。
鳥海山の基本データ
- 標高
- 2,236m新山・秋田県と山形県
- 鉾立コースの往復
- 約8時間45分〜9時間30分約14〜15km(登山ガイド・資料で差あり)
- 山頂まで
- 約4時間40分鉾立コース(登山ガイド)
- 御浜小屋・御室小屋
- 9月2日に営業終了2026年(遊佐町観光協会)
- 山頂のトイレ
- 9月11日に閉鎖御浜は9月29日に閉鎖(遊佐町観光協会)
- 滝ノ小屋(湯ノ台)
- 〜10月12日(予定)6月22日から(遊佐町観光協会)
出典:遊佐町・鳥海観光協会「鳥海山登山情報(2026.9.29更新)」・鳥海山の登山ガイド「登山コース」・山旅旅「鳥海山の日帰り登山」・YAMAP「鳥海山」(標高)
鉾立コース:標準タイムと距離
鉾立(象潟口)コースは、鳥海ブルーラインの鉾立駐車場から、御浜小屋、河原宿を経て、山頂へ向かう、いちばん一般的なコースです。登山ガイドでは、傾斜が比較的ゆるく、7合目から先は広い石の道で、技術的な難所は少ないとされています。
鉾立から山頂まで。往復は、約9時間30分とする紹介もあります(登山ガイド)。
歩行距離は約14.9kmとする紹介もあります(登山ガイド・資料で差あり)。
累積標高差は、約1,080〜1,182m(登山ガイド)。
出典:鳥海山の登山ガイド・山旅旅(資料により、時間・距離に差があります)
- 日帰りは、体力が必要:遊佐町観光協会は、日帰り登山には、相当な体力が必要と案内しています。
- 日没の確認:日没時間を確認し、ヘッドランプを必ず持ちます(遊佐町観光協会)。
- ポール:登山用ポールには、カバーを装着するよう、要請されています(遊佐町観光協会)。
登山道の状況と危険箇所(2026年)
遊佐町観光協会は、鉾立・大平コース、七五三掛の旧道は、落石の危険があるため、通行しないでくださいと案内しています。新しい木道のルートを利用するよう、推奨されています。
- 月山森周辺(幸治郎沢の上〜河原宿)の刈払いが、2026年8月27日に実施されました(遊佐町観光協会)。
- 八丁坂の区間の草刈りが完了しています(8月27日)。千畳ヶ原登山道の刈払いも、8月17日に実施されました。
- 最新の登山道の状況は、遊佐町観光協会の「鳥海山登山情報」で、日付つきで確認できます。
山小屋とトイレ(2026年の状況)
| 施設 | 2026年の状況 |
|---|---|
| 7合目 御浜小屋 | 9月2日に営業終了 |
| 山頂 御室小屋 | 9月2日に営業終了 |
| 滝ノ小屋(湯ノ台コース) | 6月22日〜10月12日(予定) |
| 山頂のトイレ | 9月11日に閉鎖 |
| 7合目 御浜のトイレ | 9月29日に閉鎖 |
| 滝ノ小屋・河原宿のトイレ | 利用可能 |
出典:遊佐町・鳥海観光協会(山小屋の予約は、電話のみの受付です。来シーズンの営業期間は、公式で確認してください)
服装と靴:どこまで必要?
- 靴:登山靴。石の道・雪渓の跡で、滑りにくいもの。
- 雨具・防寒:標高2,000m級で、風が強く、冷えます。上下の雨具と、防寒着を入れます。
- 携帯トイレ:山小屋のトイレが閉鎖されている時期は、携帯トイレを携行します(遊佐町観光協会)。
- ヘッドライト:日没の時間を確認し、必ず持ちます(遊佐町観光協会)。
- ポールのカバー:登山用ポールには、カバーを装着します(遊佐町観光協会)。
標高が高くなると、気温は下がります。標準では100mあたり約0.65℃のため、平地(標高0m)と鳥海山の山頂(標高2,236m)では、約14.5℃の差になる計算です。例として、平地が25℃の日は、次のようになります(目安)。
鳥海山の持ち物リスト
持ち物の全体は、装備チェックリストで確認できます。ここでは、鳥海山で特に大切なものを挙げます。当サイトで取り上げた商品は、記事へのリンクと、Amazonのページへのリンクを付けています。
「Amazonで見る」「Amazonで探す」は、Amazon アソシエイトのリンクです。価格や在庫は変わるため、購入前に、商品ページで確認してください。
よくある質問
鳥海山は日帰りできますか?
鉾立コースの往復は、約8時間45分〜9時間30分(登山ガイドで差あり)で、日帰りが可能です。遊佐町観光協会は、日帰り登山には、相当な体力が必要と案内しています。日没の時間を確認し、ヘッドランプを持ちます。
山小屋は営業していますか?
2026年は、7合目の御浜小屋と山頂の御室小屋が、9月2日で営業を終了しました。滝ノ小屋(湯ノ台コース)は、10月12日までの予定です(遊佐町観光協会)。来シーズンの営業は、公式で確認します。
トイレはありますか?
山頂のトイレは9月11日、7合目御浜のトイレは9月29日に閉鎖されました。滝ノ小屋・河原宿のトイレは、利用できます(遊佐町観光協会)。携帯トイレを携行します。
通れない道はありますか?
鉾立・大平コース、七五三掛の旧道は、落石の危険があり、通行しないよう案内されています(遊佐町観光協会)。新しい木道のルートを使います。
車で登山口へ行けますか?
鳥海ブルーラインは、2026年9月29日時点で、終日通行可能とされています。悪天候時は、最新の情報を確認します(遊佐町観光協会)。夏や連休は、駐車場が混雑します。
まとめ
- 鳥海山は、秋田県と山形県の標高2,236mの山。いちばん一般的なのは鉾立(象潟口)コース。
- 往復は約8時間45分〜9時間30分(登山ガイド)。日帰りは、相当な体力が必要。
- 2026年は、御浜小屋・御室小屋が9月2日に営業終了。山頂のトイレも閉鎖。携帯トイレを携行する。
- 旧道(七五三掛)は落石の危険があり、通行しない。
最新の情報は、遊佐町・鳥海観光協会の鳥海山登山情報と、鳥海山の登山ガイドで確認してください。装備を選ぶときは、登山装備の選び方ガイド一覧や、本州の山の記事も参考になります。
あわせて読みたい:近くの山の登山ガイド
岩手県|小田越の往復:約5時間
岩手県|噴火警戒レベル:レベル1
岩手県・秋田県|山頂周回:約1時間30分
青森県|大岳の往復:4〜5時間
青森県|百沢コース:登り約4時間30分
日本百名山の登山ガイド一覧(100山)・日本百名山の記事一覧・登山装備の選び方ガイド
参考にした情報
- 遊佐町・鳥海観光協会:鳥海山登山情報(2026年9月29日更新)(山小屋・トイレ・旧道・ブルーライン)
- 鳥海山の登山ガイド:登山コース(コースの案内)
- 山旅旅:鳥海山の日帰り登山(標準コースタイム・距離)
- tabihon:鳥海山(概要)
- YAMAP:鳥海山(標高)
このページは、公式サイトなどの公開情報をもとに、2026年10月6日時点でまとめました。登山の条件は、天候や季節で変わります。コースタイムは、公式の数字ではなく、登山ガイドの目安の場合があります。当サイトは、紹介している商品を実際に使った検証は行っていません。詳しくは運営者情報をご覧ください。
