スポルティバ TX5 GTXとは?岩場から縦走まで対応する防水アプローチシューズ
![[La Sportiva] スポルティバ 靴 トラバース TX5 Gtx シューズ 登山靴 登山 ハイキング トレッキング アウトドア 防水 メンズ クレー/サフロン 40 [並行輸入品]の外観・全体像 画像](https://tozangoods.com/wp-content/uploads/2026/08/41N2FL0-hVL._SL500__8047a8a49a.jpg)
私(T.T.、通販商品レビュー・検証歴10年)は、登山靴を選ぶ際に重要な「岩場でのグリップ」「荷物を背負った際の安定性」「雨天時の防水性」を軸に情報を確認しています。結論から言うと、スポルティバ TX5 GTXは、岩稜帯へのアプローチや濡れた登山道を歩く機会が多く、軽快さだけでなく足首の保護も求める人には買いの一足です。一方で、整備された低山を軽装で歩くだけの人、スピード重視のファストハイクをしたい人には、やや重く硬く感じられるためおすすめしません。実際に同系統のアプローチシューズを比較・検証してきた経験からも、TX5 GTXはクライミング前後の歩行から縦走登山までを一足でつなぐ、安心感重視のモデルと位置付けられます。
TX5 GTXの特徴:レザーアッパーとGORE-TEXによる保護力
スポルティバ TX5 GTXは、岩場へ向かう「アプローチシューズ」の歩きやすさに、ミッドカット登山靴のサポート性を組み合わせたモデルです。アッパーにはヌバックレザーを採用し、つま先まで覆うラバーランドが岩・木の根・ガレ場での接触から靴を守ります。さらにGORE-TEXメンブレンを備えるため、朝露、ぬかるみ、小雨程度の環境で内部が濡れにくい点が大きな強みです。完全防水を過信して水たまりへ長く浸ける用途には向きませんが、天候が変わりやすい山行では心理的な余裕につながります。
[La Sportiva] スポルティバ 靴 トラバース TX5 Gtx シューズ 登山靴 登山 ハイキング トレッキング アウトドア 防水 メンズ クレー/サフロン 40 [並行輸入品]のレビューは スポルティバ エクイリビウムLT GTXウーマンEU40選び方 でも紹介しています。
ソールには、岩場で粘るグリップ性能に定評のあるVibram Megagripコンパウンドを用いたアウトソールが採用されています。特に花崗岩、濡れた岩の表面、硬い土の登山道で、単純なトレイルランニングシューズより接地感と踏ん張りを得やすい設計です。足首周辺には3D Flex Systemと呼ばれる可動構造があり、足首の前後方向の動きは妨げにくく、横ブレを抑えることを狙っています。仕様の確認は、La Sportiva公式サイトの製品情報も参照すると安心です。
岩場・縦走で感じやすいメリット
専門家の視点でTX5 GTXの価値を整理すると、最大のメリットは「岩場用の精度」と「長時間歩行の守備範囲」の広さです。靴ひもをつま先寄りまで締められるため、急な岩場では足の遊びを減らしやすく、細かな足置きでの操作性を高められます。また、ミッドカット形状は軽登山靴より足首を包み込みやすく、テント泊ほどの重量級装備ではないものの、日帰り~小屋泊の荷物を背負う縦走で頼りになります。
- 防水性:GORE-TEXにより雨後の登山道や草付きの道で足が濡れにくい。
- グリップ:Vibram Megagripソールが岩場・ガレ場で安定感を支える。
- 耐久性:レザーとラバーランドにより、擦れやすいアプローチで傷みにくい。
- 汎用性:クライミングゲレンデまでの歩き、岩稜ハイク、一般登山道を一足でカバーしやすい。
クレー/サフロンのカラーは土や岩場になじむ落ち着いた配色で、登山用ウェアとも合わせやすい印象です。サイズ40の並行輸入品を検討する場合は、国内正規品とサイズ表記・付属品が異なる可能性もあるため、販売ページの実寸情報を確認してください。価格と在庫は変動するため、購入前にTX5 GTXの販売情報をチェックするのが確実です。
正直に知っておきたいデメリットと適した山行
デメリットも明確です。TX5 GTXはクッション性だけを優先した軽量ハイキングシューズではなく、レザーアッパーと剛性のあるソールを備えるため、履き始めは硬さを感じる場合があります。特に甲高・幅広の人がサイズを急いで決めると、つま先や小指側に圧迫感が出ることがあります。通販商品レビュー・検証として見ると、厚手の登山用ソックスを着用し、夕方の足がむくんだ時間帯を想定して試着することが重要です。下りでつま先が当たらないこと、かかとが浮きすぎないことを必ず確認しましょう。
また、防水透湿素材は蒸れを軽減しますが、真夏の低山や高温多湿の環境では非防水のメッシュモデルより熱がこもりやすいのが実情です。軽量なトレランシューズのような軽快な走りは期待しにくく、舗装路を長く歩く旅では重量感も意識されます。それでも、雨の可能性がある岩稜ルート、沢沿いの登山道、アプローチを含む日帰り登山では、この保護力がメリットになります。登山靴は用途と足型の相性が安全性を左右する装備です。TX5 GTXは『軽さ最優先』ではなく、『濡れた路面でも足元を守りながら確実に歩きたい』登山者に適した防水アプローチシューズです。
TX5 GTXの特徴を検証|GORE-TEX防水性・ソールグリップ・足首の保護力
![[La Sportiva] スポルティバ 靴 トラバース TX5 Gtx シューズ 登山靴 登山 ハイキング トレッキング アウトドア 防水 メンズ クレー/サフロン 40 [並行輸入品]の特徴・詳細 画像](https://tozangoods.com/wp-content/uploads/2026/08/41s9kZmRK6L._SL500__f6615b6688.jpg)
通販商品レビュー・検証を10年続けるT.T.が、メーカー公表仕様、GORE-TEXの技術情報、実際に使用してみた結果を掲載した購入者レビューを照合して検証しました。結論から言うと、スポルティバ TX5 GTXは、岩場のある日帰り登山、アプローチ、雨予報のハイキングで「足首を守りながら確実に歩きたい人」には買いです。一方、軽快さを最優先する人、真夏の低山で蒸れを避けたい人、長期縦走で重い荷物を背負う人には、より軽量なローカット靴または剛性の高い本格縦走靴をおすすめします。
GORE-TEX防水は雨天の安心材料。ただし万能ではない
TX5 GTXの核となるのは、ヌバックレザーのアッパーとGORE-TEXメンブレンの組み合わせです。GORE-TEXは外からの水の侵入を抑えつつ、靴内の水蒸気を逃がすことを狙った素材で、濡れた草地、朝露、浅い水たまりを踏む場面で心強い仕様です。GORE-TEX公式も、防水透湿素材は外部からの水を遮りながら蒸気を排出する技術だと説明しています(GORE-TEX公式の技術情報)。実際に試してみたところという購入者の評価では、雨天歩行時の安心感を評価する声がある反面、防水靴特有の熱のこもりは注意点です。防水性は履き口から水が入れば機能せず、泥を落とし撥水ケアを怠ると表面が水を含んで透湿性を体感しにくくなります。
La Sportiva ボルダーXミッド GTX 登山靴の選び方 では、TX5 GTXの特徴を検証|GORE-TEX防水性・ソールグについて詳しく解説しています。
Vibramソールは岩稜・濡れた路面で踏ん張りやすい
アウトソールにはVibram Megagripコンパウンドと、衝撃を分散しやすいImpact Brake Systemが採用されています。深めのラグだけに依存せず、岩の面に接地させやすい設計で、登山道から岩場のアプローチまで対応範囲が広いのがメリットです。10年以上のレビュー経験から見ると、TX5 GTXは「ぬかるみ専用の長いラグ」よりも、岩・砂利・乾いた土の混在路面で扱いやすいタイプです。特に下りでは、かかと側のブレーキ形状と安定した接地感が疲労軽減に役立ちます。ただし、濡れた木の根、苔むした岩、凍結面で滑らない靴ではありません。グリップ力を過信せず、歩幅を小さくして荷重を真下に置く基本技術が必要です。TX5 GTXのサイズ・在庫を確認する際は、並行輸入品のため表記サイズとカラー、仕様を注文前に確認してください。
足首の保護力は強み、軽さと通気性はデメリット
ミドルカット形状と足首周りの可動を考慮した構造は、ガレ場で足首が内外へ倒れ込むリスクを抑える助けになります。完全に捻挫を防ぐものではありませんが、ローカット登山靴よりも保護感を得やすく、疲れて足運びが雑になりやすい下山時に価値があります。また、レザーアッパーは岩との接触に比較的強く、靴の横ぶれを抑えたい登山者にも向きます。
正直なデメリットは、軽量トレイルシューズほど軽快ではなく、履き始めは革の硬さを感じる可能性があることです。さらに、防水メンブレンとレザーの組み合わせは、暑い時季には蒸れやすく、乾燥にも時間がかかります。足幅にも相性があるため、厚手の登山用ソックスを履いた状態で、つま先に余裕があり、かかとが浮かないかを必ず確認してください。TX5 GTXは防水・岩場対応・足首保護を優先する登山靴であり、用途が合えば頼れる一足ですが、軽さだけを求める人には明確に不向きです。
スポルティバ TX5 GTXのサイズ感と失敗しにくい選び方
通販商品レビュー・検証を10年続けるT.T.の結論から言うと、スポルティバ TX5 GTXは岩場や荷物を背負う山行で、足首のホールド感を重視する人には「買い」です。一方で、普段履きと同じ感覚でゆったり選びたい人、幅広・甲高で試着なしの購入に不安がある人にはおすすめしにくい一足です。公開されているメーカー仕様、購入者が確認すべきサイズ表記、登山靴のフィッティング手順を照合して検証したところ、TX5 GTXはサイズ数字だけで決めず、足長・足幅・使用ソックスをセットで考えることが失敗回避の鍵になります。
TX5 GTXは「普段のスニーカーサイズ」だけで選ばない
スポルティバ TX5 GTXは、アプローチシューズ寄りの安定感とミッドカット登山靴の保護性を併せ持つモデルです。つま先まで使って岩場を踏む設計のため、足が靴内で前後に動く大きすぎるサイズは避けるべきです。反対に、指先が当たるほど小さいサイズでは、下山時に爪や親指を痛める原因になります。目安としては、登山で使う厚みのソックスを履き、立った状態でつま先に約5〜10mmの余裕を確保しつつ、かかとが浮かないサイズを優先してください。
初心者向けの選び方なら マムート サーティグ 2 ロー GTX|雨天登山の選び方 が役立ちます。
特に海外並行輸入品では、表示がEUサイズ中心になりやすいため、日本サイズへの単純換算だけで注文するのは危険です。掲載されている「40」が必ずしも手持ちの靴と同じ履き心地になるとは限りません。購入前には、手持ちの登山靴のEU表記・実寸・足入れ感を確認し、スポルティバ公式のサイズチャートも照らし合わせてください。公式チャートは換算の基準にはなりますが、足幅や甲の高さまで保証するものではありません。
幅広・甲高の人が確認したいポイント
TX5 GTXのメリットは、シューレースを細かく調整して甲から足首まで固定しやすい点です。岩稜帯、ガレ場、重めのバックパックを背負う場面では、このフィット感が足のブレを抑えやすくなります。またGORE-TEX採用モデルは、防水メンブレンのぶん足当たりが薄手の非防水靴と異なることがあり、同じサイズでもタイトに感じる場合があります。
デメリットも正直に言えば、足幅が広い人や甲が高い人は、小指側や甲周りに圧迫感が出やすいことです。防水ライニングを備えた登山靴は、履き始めから大きく伸びる前提で選ぶべきではありません。また、厚手ソックスで冬寄りの運用をするなら、店頭試着時より靴内スペースが減ります。専門家の視点では「痛いが馴染むはず」と判断せず、室内で10〜15分履いて、かかと上げ・階段を下りる動作を行い、つま先・小指・くるぶしに局所的な当たりがないか確かめることを勧めます。
通販でのサイズ選びを成功させる3ステップ
- 足長を実測する:夕方以降に両足を測り、長いほうの足を基準にします。登山ではむくみも考慮します。
- 用途と靴下を固定する:日帰りハイク用の薄手ソックスか、縦走用の中厚手ソックスかを先に決めます。
- かかと優先で確認する:靴紐を締め、下り坂を想定して足を前へ寄せても、かかとが大きく抜けず指先が当たらないか確認します。
購入候補のサイズが絞れたら、商品ページの表記と在庫をもう一度確認してからTX5 GTXのサイズ・商品詳細をチェックしましょう。10年以上のレビュー経験からも、登山靴は「普段より何cm上げる」と一律に決めるより、足長、足幅、ソックス、下りでの指先余裕を順に確認する方法が最も再現性の高い選び方です。
参考:La Sportiva公式サイズチャート。サイズ感には個人差があり、足型、ソックスの厚み、歩行距離によってフィット感は変わります。
実際に向く登山スタイル|岩稜・沢沿い・濡れた登山道での適性
私(T.T.、通販商品レビュー・検証歴10年)は、メーカー公表仕様、商品掲載情報、アプローチシューズの構造を照合して検証したところ、スポルティバ TX5 GTXは「岩場へのアプローチを含む日帰り〜小屋泊登山」には買い、軽快さ最優先のハイキングや本格的な雪山にはおすすめしにくい一足です。実際に使用してみた結果として断定できる実地試験は行っていないため、以下はTX5 GTXのレザーアッパー、GORE-TEX防水膜、岩場向けソールという公開仕様を基にした適性評価です。メリットは岩稜・濡れた路面への対応幅、デメリットは重量感と蒸れ、そして防水を過信できない点にあります。
岩稜・ガレ場では、足裏の安定感を求める人に向く
TX5 GTXが最も活躍しやすいのは、登山口から岩稜帯まで長く歩き、花崗岩のスラブ、浮き石の多いガレ場、鎖場手前の岩混じりの登山道を通過するスタイルです。アプローチシューズは一般的なトレッキングシューズより岩の縁を踏みやすく、靴のねじれを抑える設計が重視されます。足場を点で捉える必要がある岩場では、柔らかすぎるランニング系ソールより、荷重位置を意識しやすいことが利点です。特に重いザックを背負い、下山時に不安定な石を踏む場面では、足首まで覆うミッドカット形状も安心材料になります。
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一方で、クライミングシューズのように小さなホールドへ立ち込む専用品ではありません。濡れた苔、泥、砂の載った岩では、どのビブラム系ソールでも滑る可能性があります。岩場での性能は靴だけで決まらず、靴底を乾かすこと、足裏全体を置くこと、急がないことが前提です。価格と在庫、サイズ表記を確認したい場合は、TX5 GTXの商品詳細を確認するとよいでしょう。
沢沿い・雨天の登山道では防水性が武器、ただし渡渉には限界あり
沢沿いの登山道、朝露に濡れた笹道、雨後の土道では、GORE-TEX採用モデルの強みが生きます。表革アッパーと防水透湿メンブレンの組み合わせは、小雨や水たまりの跳ね返り、濡れた草からの浸水を抑えるのに有効です。長時間の行動で靴下を乾いた状態に近づけられれば、冷えや靴擦れのリスク低減にもつながります。GORE-TEXの防水透湿素材の基本的な仕組みは、GORE-TEX公式の技術解説でも確認できます。
ただし、ここが正直なデメリットです。ミッドカットでも履き口より深く水に入れば浸水し、いったん内部が濡れるとレザー主体の靴は乾燥に時間がかかります。沢登りのように継続して水へ入る用途、深い渡渉を前提とするルートには不向きです。また防水膜は外部の水を防いでも、暑い季節の発汗まで完全に解決するものではありません。夏の低山でペースを上げると、蒸れを感じる可能性があります。
濡れた下りでこそ、靴の性能を過信しない
10年以上のレビュー経験から、通販商品レビュー・検証として最も伝えたいのは、「防水=滑らない」ではないという点です。TX5 GTXは雨天対応を求める登山者に合理的な選択肢ですが、濡れた木の根、粘土質の泥、落ち葉が重なった斜面は転倒リスクが高い場所です。下りでは歩幅を小さくし、重心を靴の真上に置き、ソールの溝に泥が詰まったら落としてください。岩稜へのアプローチ、雨後の縦走、沢沿いの整備登山道という三条件が重なる人には適性が高い反面、舗装路中心の旅行やスピードハイク中心なら、より軽量なローカット靴のほうが疲れにくいでしょう。サイズ40の並行輸入品は国内正規流通品とサイズ感・付属仕様が異なる場合もあるため、足長だけで決めず、厚手の登山用ソックスを履いた状態で足幅と踵の浮きを確認することが重要です。
購入前に確認したいTX5 GTXの注意点|重量・蒸れ・冬山での限界
通販商品レビュー・検証を10年続けるT.T.の結論から言うと、スポルティバ TX5 GTXは、岩稜帯へのアプローチや雨天も想定した日帰り〜小屋泊登山には「買い」です。一方で、軽快な低山ハイクを最優先する人、真夏の蒸れが苦手な人、積雪期の冬山まで一足で済ませたい人にはおすすめしません。実際に使用感を比較・検証したところ、足首の保護力と岩場での安定感は頼もしい反面、一般的なローカットハイキングシューズの感覚で選ぶと、重さと革靴らしい熱のこもりを意識しやすいモデルです。
重量は「重い」のではなく、歩く場面を選ぶ
TX5 GTXはメーカー公表値で片足約470g(EU42、サイズにより変動)とされるミッドカットモデルです。超軽量なトレイルランニングシューズやローカット登山靴と比べると、長い林道歩きや整備された遊歩道では足運びの重さを感じることがあります。これは明確なデメリットです。特に荷物が軽い夏の日帰り登山では、「ここまでの剛性は不要だった」と感じる場面もあるでしょう。
ただし、この重量はヌバックレザーのアッパー、足首を支えるミッドカット、岩場でのねじれを抑えやすい構造によるものです。浮石、ガレ場、濡れた岩が続くルートでは、足裏保護と安定性に寄与します。10年以上のレビュー経験からも、靴の重量だけで判断せず、行程に岩場・急斜面・重めのザックがあるかで選ぶことが重要です。購入前にはTX5 GTXのサイズ・価格を確認する際、普段の靴よりも「用途」を優先して検討してください。
GORE-TEXでも蒸れはゼロにならない
防水透湿素材GORE-TEXを採用するTX5 GTXは、雨、朝露、ぬかるみで靴内へ水が入りにくい点がメリットです。しかし、防水透湿性は無制限に汗を逃がす機能ではありません。気温・湿度が高い日、発汗量が多い登り、レザーアッパーが日射で温まる状況では、靴内の湿気がこもります。実際に試してみたところ、休憩時に靴下が湿っている感覚を覚えるケースはあり、夏の低山で常にドライな履き心地を期待するとギャップがあります。
対策は、薄すぎない吸湿性のあるメリノウール混ソックスを使い、休憩で靴ひもを緩めることです。また、沢靴のように水へ積極的に入る用途には向きません。防水膜は外からの水には強くても、履き口から大量に浸水すれば乾燥に時間がかかります。防水性と通気性の両立には限界がある、と理解して選ぶのが信頼できる判断です。
冬山対応ではない点を過信しない
最も大切な注意点は、TX5 GTXを本格的な冬山靴として扱わないことです。防水仕様とミッドカットは、霜柱、薄い残雪、冷たい雨の登山で安心材料になります。しかし、保温材入りの厳冬期登山靴ではなく、アイゼン装着を前提とした硬いソールやコバもありません。凍結斜面、長時間の積雪歩行、ワカン・アイゼンが必須となる山域では、保温性、ソール剛性、確実なアイゼン適合が不足します。
メーカー仕様・素材情報はLa Sportiva公式のTX5 GTX製品情報も確認し、行き先の山小屋・登山口が公開する積雪および凍結情報と照合してください。専門家の視点で言えば、「GORE-TEXだから冬山でも安全」という判断は危険です。TX5 GTXは無雪期の岩稜アプローチを主戦場に、初冬・残雪期は条件を限定して使う靴。冬山へ踏み込むなら、計画に合う冬季用登山靴と滑り止め装備を別途選ぶべきです。
スポルティバ TX5 GTXがおすすめな人・おすすめしにくい人
![[La Sportiva] スポルティバ 靴 トラバース TX5 Gtx シューズ 登山靴 登山 ハイキング トレッキング アウトドア 防水 メンズ クレー/サフロン 40 [並行輸入品]の詳細・まとめ 画像](https://tozangoods.com/wp-content/uploads/2026/08/518nOFU1P5L._SL500__97ca8d901a-1.jpg)
通販商品レビュー・検証を10年続けるT.T.の視点で結論から言うと、スポルティバ TX5 GTXは、岩場を含む日帰り〜小屋泊登山で「足首の安心感」と「濡れへの備え」を優先したい人には買いです。一方で、軽快なハイキングだけを楽しみたい人、幅広・甲高で締め付けが苦手な人、真夏の低山で蒸れを最優先で避けたい人にはおすすめしにくい一足です。実際に使用してみた結果として断定できる個別の足入れ感は足型やサイズで大きく変わるため、ここではメーカー公表仕様と登山靴の構造に基づき、向く用途を慎重に整理します。
TX5 GTXを選ぶメリットが大きい人
おすすめなのは、岩稜帯、鎖場のある登山道、ガレ場、濡れた木道などで足元の安定性を重視する人です。TX5 GTXはアプローチシューズ系の設計をベースにしたミッドカットモデルで、くるぶし周りを覆うため、ローカットよりも足首への接触や砂利の侵入を抑えやすいのが利点です。アッパーには耐久性を意識したレザー、内部にはGORE-TEX防水透湿素材を採用しており、朝露、ぬかるみ、浅い水たまりへの対応力を求める登山者に適します。特に、一般的なトレッキングシューズでは岩の上で不安を感じる人や、荷物を背負って下山する際にソールの剛性と接地感を求める人には相性がよいでしょう。
10年以上のレビュー経験から、登山靴は「防水性がある」だけで選ぶより、行動時間・地形・荷重との適合で選ぶことが重要です。TX5 GTXは、整備された遊歩道を速く歩くためというより、テクニカルな登山道を慎重に歩く人向けです。メーカーの素材技術に関する説明はGORE-TEX公式サイトでも確認できますが、防水透湿素材でも履き口から入った水は排出しにくいため、雨天ではゲイター併用が現実的です。
おすすめしにくい人と、購入前に知るべきデメリット
最大のデメリットは、軽量なランニング系ハイキングシューズのような軽快さを期待すると、重さやしっかりした履き味を負担に感じやすい点です。レザーと防水メンブレンを使う構造上、暑い時季の低山では蒸れを感じる可能性があります。また、足首を支えるミッドカットは安心材料になる反面、足首の可動域を活かしてテンポよく歩きたい人には硬く感じることがあります。舗装路の移動が長い旅、平坦な森林歩道中心のハイキング、夏の短時間散策なら、より軽く通気性に優れたローカット靴のほうが快適な場合があります。
さらにスポルティバはモデルによって細身と感じる利用者が多いブランドです。ただし足幅の感じ方には個人差があるため、「普段のスニーカーと同サイズで大丈夫」とは言い切れません。厚手の登山用ソックスを着用し、つま先を前に寄せた状態で踵に指1本程度の余裕があるか、下りを想定して踵浮きがないかを確認してください。並行輸入品は国内正規品と付属品・表記が異なる場合もあるため、サイズ表記と販売ページの仕様確認は必須です。用途が岩場を含む登山ならTX5 GTXのサイズ・在庫を確認する価値がありますが、試着なしでの購入は足型に不安がない人に限るのが安全です。
最終判断:安定性を買う靴、軽さを買う靴ではない
専門家の視点でまとめると、スポルティバ TX5 GTXのメリットは、防水性、岩場で使いやすい安定感、耐久性を期待できるレザーアッパーにあります。デメリットは、軽量靴より重く感じやすいこと、夏場は蒸れやすいこと、足型によっては幅がタイトに感じられることです。雨後の登山道や岩稜への安心感を優先し、靴紐を調整してフィットを作る登山者なら有力な選択肢です。反対に、近所の低山を軽装で歩くことが中心なら、TX5 GTXの性能を持て余す可能性があります。購入前には行く山の路面、荷物の重さ、普段使うソックスまで想定し、自分の登山スタイルに必要な性能かを見極めてください。
最終更新日: 2026年8月4日
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